【俳優さんへの演技指導】

こんにちは。

スプリントオンラインの齋藤です。


先日、俳優さんへの走り方指導を実施致しました。

今回はその内容について紹介いたします。


俳優さんへの指導について

「演技指導」と聞くと、アクションシーンや声の出し方などをイメージするかもしれませんが、私の仕事は「走り方を教える」を手段として活動しています。その為、行ったことは走り方を指導しただけです。しかし、速く走るためのフォームとカッコよく魅せるフォームは少し違います。


魅せるフォームとは!?

これに関しては答えがないと思いますが、個人的には「無駄な動きがなく、躍動感があるダイナミックな動き。」だと思っています。見た人が「足速い!」と思えるようなタイムではなく、動きをできることが大切だと思います。


タイムを縮めるのは、私の仕事であり私の使命です。しかし、役者さんの実際の100mタイムが13″00だとしても、台本の設定では100mを10″00で走れるようになっています。


それを1回の指導で実現させるのは私には無理です。なので、視聴者の方たちがテレビを見て「○○さんは足速いんだね~」と思ってもらえるように、努めました。


ちゃっかりドラマに出させて頂きました!

そしてさりげなくドラマに出演させていただきました(^^)/

第10回WOWOWシナリオ大賞受賞作の「食い逃げキラー」という作品です。


内容は...。是非、見てください!(笑)

とても面白い作品です(^^)/


俳優さんへ指導をして感じたこと

ドラマや映画、バラエティ番組などで活躍している俳優さん。実際にお会いして、お話させて頂いた感想として、俳優さんはアスリートと一緒だなと。

過酷なスケジュールの中、空いた時間で演技の練習をしていました。走るシーンで使われるのは1分もありません。その為に何時間もフォームの練習を熱心に取り組んでいただき、その姿勢は普段指導しているアスリートと一緒のモノを感じました。


指導を行う前に必ずカウンセリング&身体評価をするのですが、

疲労が溜まっているのか身体がとても硬い役者さんがこれまでに何人もいました。


アスリートも役者さん、そして私たち指導者も「身体が資本」となっています。

そのことを考えると役者さんにもトレーナーの必要性は高いのかなと思っています。


最後に

今、放送中のあるドラマの役者さんの指導も行わせて頂きました。

今回をきっかけに私も見てみようと1話を見たのですが、話しが面白すぎてつい今放送されている分をすべて見てしまいました...(笑)

ちなみにそのシーンがこちら。(一瞬ですが)


足を速くしたいのは決して陸上競技選手だけではありません。

他のスポーツを行っているアスリートや子供やその親御さんなども。

多くの方に走りを通して人生を変える小さなきっかけを届けられればなと思い、

これからも取り組んでいきます。


足を速くなる実感をしたい、させたいという方は是非ご相談ください(^^)/

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