日頃からの疲労などが影響してパワー発揮がしにくい、なかなか集中ができないといったことはありませんか。そんな方にはBCAAを摂取することをおすすめします!
このBCAAとは、バリン・ロイシン・イソロイシンと呼ばれる3つのアミノ酸を示します。
食べ物では牛モモ肉や豚モモ肉、カツオ、卵、鶏ムネ肉などに多く含まれていますが、食品からだとカロリー摂取が多くなってしまうこともあります。
その為、サプリメントと併用して摂取すると良いかもしれません。
今回は分岐鎖アミノ酸を摂取することによって期待できる効果について紹介いたします!
BCAAの効果とは!?
①筋肉量を増やす
たんぱく質の合成(アナボリック作用)を高め、たんぱく質の分解(カタボリック作用)を防ぐことが期待できます。
②持久力アップ
BCAAを効率的に利用できる体内環境を整えた状態でBCAAを継続的に摂取すると、BCAAが運動中のエネルギー源として効率的に利用され、持久的運動パフォーマンスが向上する可能性を示しています。(大塚製薬:https://www.otsuka.co.jp/health-and-illness/bcaa/performance/)
③回復を促進
BCAAは筋肉へのダメージを回復することが望めるので、トレーニングによる筋肉痛を軽減する事が期待できます。
④集中力を高める
血中のアルブミンはトリプトファンと結合しています。
しかし、脂肪をエネルギーとするような運動ではトリプトファンは結合が切り離され脳内に入ります。すると、集中力をアップさせると言われている「セロトニン」が増えることによって集中力を高める期待ができます。
⑤エネルギー源になる
BCAAはエネルギー源としても使われます。
その為、運動前に摂取しておくことで練習や試合中のパフォーマンスを低下させないアプローチにもなります。
⑥体脂肪を減少させる
BCAAはバリン・ロイシン・イソロイシンと呼ばれる3つのアミノ酸を指します。その中で、ロイシンには満腹ホルモンと呼ばれている「レプチン」の働きを高めて食欲を抑える効果が期待できます。
「摂取量について」
運動時はBCAAの要求量が高まるため、運動30分前~運動中にBCAAを2,000mg以上摂取することがBCAAを効率よく作用させる為には重要であることが推察されたとのことです。
(大塚製薬:https://www.otsuka.co.jp/health-and-illness/bcaa/timing/)
プロテインと比べてBCAAは吸収率が速いので、練習後の栄養補給としても活用できます。パフォーマンスを十分に発揮したいという方は是非、お試しください!
「摂取タイミングについて」
トレーニングの30分前程度に摂取することにより、練習時でのパフォーマンスを向上することが期待できます。また、長時間の運動の際にはこまめに摂取するようにしてみて下さい。
また、BCAAと同時に「アルギニン」を摂取することにとって、スプリントパフォーマンスを高める研究もあります。その為、アルギニンについても紹介いたします!
アルギニンの効果
①スプリントパフォーマンスの向上
12名の男性テコンドー選手を対象にした研究や、22名の男女ハンドボール選手を対象にした研究では、BCAAとアルギニンを同時に摂取したところ、非摂取群と比較して顕著にスプリントパフォーマンスの改善や、中枢性疲労が軽減されたという報告があります。(http://www.dnszone.jp/magazine/2017/0926-001.php)
②血管の拡張・循環を促す
アルギニンは「一酸化窒素」というものを出し、血管を拡張させます。
その為、血液の流れを促し、筋温を温めることからスムーズな筋力発揮を促します。
また、効果を感じやすいことも上げられ、「集中できる」「力が入る」など即効性の高い効果が期待できます。
③免疫力を高める
アルギニンには体内で免疫細胞のマクロファージを活性化させる効果があるとされています。このマクロファージはウイルスや細菌などを食べる白血球の1つです。
つまり風邪予防などの効果も期待が出来るのです。
最後に
プロテインと比べてBCAAは吸収率が速いので、練習後の栄養補給としても活用できます。
最近では以前と比べてサプリメントの数が増えてきました。その中で個人的に美味しくて飲みやすいメーカーとしてこちらを参考にしてみてください!
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