【スポーツと食事・栄養学】アスリートボディをつくる食事内容とは!?

足を速くするためには効率的な練習だけではなく、パフォーマンスを高めるための栄養学も知ることが大切です。トレーニングで疲れた身体を回復させるためにはしっかりとした栄養を摂取することが必要です。しかし、ただたくさん食べれば良いという訳ではありません。


必要なことはアスリートの身体をつくるということです。

その為、今回はアスリートボディを目指す為の4つの食事アプローチについて紹介いたします!

そもそもアスリートボディ(スポーツ選手の身体とはどんなものか)とは!?

スポーツ種目やポジションによってどのような身体を目指すのかは変わってきますが、今回は陸上競技短距離選手の身体を目指す内容を紹介いたします!


①たんぱく質を多く摂取する

理想の身体としては、体脂肪率が低く筋肉量が多い身体です。

そこで特に摂取したいのは、「たんぱく質」です。


たんぱく質は身体の構成成分、つまり筋肉を生成してくれる栄養素になります。

摂取目安としては、体重1kgに対し、たんぱく質2gを摂取。

(最低でも体重1kgに対し、1gを摂取していきましょう。)


②運動前に炭水化物を摂取する

トレーニングでしっかりと追い込むためにはエネルギーが必要になります。

また、エネルギーが不足している状態でトレーニングを行ってしまうと、筋肉を分解する作用が働いてしまいます。このことから、運動前にはしっかりと食事を摂取しましょう。例えば、運動1時間前におにぎり、30分前には消化の良いバナナなど。


③運動後にたんぱく質&炭水化物を摂取する

運動後はエネルギーを消費している状態なので、しっかりと栄養補給をしていきましょう。食後にはプロテインを飲むというのは有名ですが、同時に炭水化物を摂取することもおすすめします。


タンパク質と炭水化物を同時に摂取した方が、たんぱく質の合成が高まるという研究がいくつかあるからです。プロテインを飲むのであれば20~25g、あわせておにぎり1個などを食べるようにしましょう!


④カロリーを気にする

筋肉は増やしていき、脂肪は減らしていくような食事が大切です。

厚生労働省・推定エネルギー必要量によると、1日の摂取カロリーを男性で2300kcal、女性で1650~1750kcal前後にする必要があります。(18~49歳・身体活動レベルが低い場合)


こちらの数字はアスリートではなく、一般人向けのデータですが摂取カロリーを抑えるためにも是非参考にしてほしいデータです。食事では、タイミング・食事の質・食事の量を気にするようにしていきましょう!

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