身体が硬いとケガをしやすい...。
これはよく言われていますよね。それだけではなく、足を速くするために必要な「もも上げ」がしにくいのをご存知でしょうか!?
「太ももを高く上げろ!」
このように指導する人もいますが、そもそも太ももを高く上げられる状態ではないので、
意識をして行っても太ももは残念ながら挙げることはできません...。
そこで太ももの前側のストレッチを行ってみましょう(^^)/
今回は簡単に行えてストレッチ効果も高い種目を紹介いたします!
……と、その前に!
まずはどれぐらい硬くなってしまっているのかをチェック(評価)をしてみましょう。
チェック方法
➡うつ伏せに寝た状態で膝を曲げてみましょう!
こんな感じですね。
ここで見てもらいたいのが、お尻と踵(かかと)です。
この距離が10cm以上離れている方は硬いといってもいいでしょう。
それと、もう一つ見てもらいたいがお尻が浮いてしまうかどうかです。
このように、お尻が浮いてしまう(上がってしまう)のを「尻上り現象」といいます。
これは大腿前面が硬くなってしまっている可能性が高い人に見られる代償動作です。
代償動作とは、いわゆる「かばった動き」のことです。
この状態で走ると太ももが上がりにくいので、代償として後傾姿勢で走ってしまうことや足が流れてしまう動きになりやすいです。
自分が硬いかチェックした後はしっかりとストレッチするエクササイズを行いましょう!
改善ストレッチング
【やり方】
①右向きに寝た姿勢になり、右手を枕にします。
②右の膝・股関節を90°に曲げます。
③左手で左足を掴み、膝を後方に引っ張ります。
④股関節(骨盤)を前方に押し出すようにして大腿前面が伸びるのを感じましょう。
⑤反対側も同様に行いましょう。
これを片方20~30を目安に3セット程度行うようにしてみて下さい。
ストレッチ後にもう一度チェックをしてみるのも良いですね(^^)/
太ももの前側が硬くなってしまうと膝痛や腰痛になってしまう原因になります。それだけでなく、姿勢が悪くなってしまうことや代謝低下などのデメリットが多いです。
ケガを予防するだけではなく、パフォーマンス向上や日常生活レベルを向上させるためにも
是非、参考に行ってみて下さい!
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